創作ユニットTomo-Rinが、「アソビゴコロと創造性の発信地」Gallery okarinaBで行うワークショップに参加したこどもたち、そして、作曲家のBunちゃんが創り出す、ラヂオドラマ「おはなしのつづき」 第一弾は、「Sunday Garden in the Woods」2010年9月~展示公開&音楽ライブもスタート! (上野谷中art-link参加作品)
2010/10/14
またね。
不思議な森に
迷い込んでくれた、
たくさんのこどもたち、
おとなたち。
来てくれて、ありがとう。
こんどは皆さん自身の、
「おはなしのつづき」をつむいでください。
こんどふたたび会う日まで。
またね。
____________________
2010年2月、
LONDONにて
「おはなしのつづき」
&rin-bunライブをしに行ってきます!
____________________
つづきのつづきは、
またこんど。
お楽しみにね。
Thank you for coming and See you soon!
RIN
_____
RIN blog アーカイブ
______
ラヂオドラマ
「おはなしのつづき」
あとがき:
聞こえてくるストーリーの展開に耳を傾け、映像を頭の中で作り上げては、この先はいったいどうなるんだろう、と真剣に聴き入った時間。はじまりの瞬間。トイレはすませ、部屋のドアを閉め、ラヂオのアンテナを確認。一言も聞き逃すまいと、全神経を集中する。「ラヂオドラマ」。それは読書でもテレビでも味わえない緊迫したあそび、幼いころの秘密の愉しみでした。
今回のインスタレーションで、子供たちも参加してラヂオドラマを同時に作ろうと思ったのは、私のこの記憶が原点にありました。そして、私の中の子供の心が、「空間を作るこの面白い遊びに、いつも一緒に創作している子供たちもいれてあげよう」と思いついたのです。
「Sunday Garden in the Woods」というおはなしは、2008年に、創作ユニットTomo-RinがRecycle Gardenと題したインスタレーションで発表したものです。それに加筆、修正し、ラヂオドラマとして完成させました。読み物としてのおはなしではなく、耳から聞こえる物語にするには、言葉の細かいアクセントや響き、リズムにより敏感になりました。その作業はまるで、もらったメロディに言葉を載せているときの感覚と、とても似ていました。
このCDの最後に収録されている主題歌は、アコースティックカルテットKARINBAでも、ベース・作曲を担当している田中文久氏(Bun)にお願いしました。期間中、KARINBAのスピンオフユニットRin-Bunの音楽LIVEでは、お話の朗読も行いました。
大事なことは、自分の心の中に、いつもちゃんとあるんだよね。あなたも森の中で、二人の仲良しきのこに出会って、「おはなしのつづき」をいつでも楽しみに待っていたあのころを、思い出してもらえたらうれしいです。
↑子どもたちの作品
2010年夏
Rin(丹保由実)