2010/10/14

またね。




不思議な森に
迷い込んでくれた、







たくさんのこどもたち、
おとなたち。



来てくれて、ありがとう。






こんどは皆さん自身の、
「おはなしのつづき」をつむいでください。








こんどふたたび会う日まで。
またね。


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2010年2月、
LONDONにて
「おはなしのつづき」
&rin-bunライブをしに行ってきます!



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つづきのつづきは、
またこんど。
お楽しみにね。


Thank you for coming and See you soon!

RIN
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RIN blog アーカイブ

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ラヂオドラマ
「おはなしのつづき」
あとがき:



聞こえてくるストーリーの展開に耳を傾け、映像を頭の中で作り上げては、この先はいったいどうなるんだろう、と真剣に聴き入った時間。はじまりの瞬間。トイレはすませ、部屋のドアを閉め、ラヂオのアンテナを確認。一言も聞き逃すまいと、全神経を集中する。「ラヂオドラマ」。それは読書でもテレビでも味わえない緊迫したあそび、幼いころの秘密の愉しみでした。
今回のインスタレーションで、子供たちも参加してラヂオドラマを同時に作ろうと思ったのは、私のこの記憶が原点にありました。そして、私の中の子供の心が、「空間を作るこの面白い遊びに、いつも一緒に創作している子供たちもいれてあげよう」と思いついたのです。
「Sunday Garden in the Woods」というおはなしは、2008年に、創作ユニットTomo-RinがRecycle Gardenと題したインスタレーションで発表したものです。それに加筆、修正し、ラヂオドラマとして完成させました。読み物としてのおはなしではなく、耳から聞こえる物語にするには、言葉の細かいアクセントや響き、リズムにより敏感になりました。その作業はまるで、もらったメロディに言葉を載せているときの感覚と、とても似ていました。
このCDの最後に収録されている主題歌は、アコースティックカルテットKARINBAでも、ベース・作曲を担当している田中文久氏(Bun)にお願いしました。期間中、KARINBAのスピンオフユニットRin-Bunの音楽LIVEでは、お話の朗読も行いました。

大事なことは、自分の心の中に、いつもちゃんとあるんだよね。あなたも森の中で、二人の仲良しきのこに出会って、「おはなしのつづき」をいつでも楽しみに待っていたあのころを、思い出してもらえたらうれしいです。



↑子どもたちの作品


2010年夏
Rin(丹保由実)